最近のお手伝い18   トップページに戻る
現在自宅にあるローチェイストに足をつけてテレビの台にしたいという依頼です。 02/02/01
依頼を受けてのまずは最初のご提案です。高さが調整できるようにするか出来なくていいかの選択です。調整はアジャスターで行います。 今回は、左図のキャスターも取り付けが出来るようにとアジャスター付きでの製作になりました。
材料取りです。今回の材質はステンレスの50ミリのヘアラインという磨き目の付いたパイプを使用します。
M8のネジを切ったアジャスター取り付け用の5ミリのフラットバーを溶接した上で、ベースに仮付けをします。 ここでベースの板とパイプとの直角を正確に出します。   
本付けをします。 え?どうして全周溶接をしないのですか?って。もちろん全周を溶接すれば強度は増すのですが溶接する事でベースの板が 必ず曲がります。それを極力抑えるために必要な強度を保って溶接をします。今回の場合全周のの1/3で充分な強度を保有します。
完成です。今回の表面処理は。薬品仕上げのみです。よく見ると上の写真の溶接焼けが見えますが、テレビの台を下からのぞく人は あまり居ないと思うので充分だと思います。近くのホームセンターでキャスターを見たらM8のネジで取り付けられる物が売られていたので 後日の改造も出来ますね。もちろん溶接等での改造もお受けしています。 高さは約20ミリくらい調整が効きます。    今回のご依頼のようなパイプの加工は一番ケイワークスの得意分野ですのでホームセンターで素材を購入して ご自分で製作するより安くできると思います。(ホームセンターでは手に入れないと思います、素材も304ステンレス肉厚2ミリの本物です。) どうぞご相談下さいね。
依頼された方から完成の写真を送って頂きました。ラブくん?ちゃん?おりこうですね。左足がかわいいです。

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