ショーウインドウのディスプレーのお手伝い 04/02/06
スマートコーポレーションの末さんからのご依頼です 「幅２５メート、ル奥行き１.５メートルのショーウインドウの中をカバンを動かしてほしい」とのご依頼 単純に回転寿司みたいなベルトコンベアを使ってクルクル回せばいいんじゃないかと思いましたが・・・予算が厳しい！ ケイワークスはご提案しました・・・「鉄道模型のＮゲージの大きいのを作って貨車にカバンを載せてみよう」 旅行カバンを２５個、距離にして約５０メートル、ウインドー幅１．５メートル・・・正直出来るかどうか少し不安でした
出来上がりはこんな感じなんですが
中身は・・・っこわいよ〜！ ５０メートルのレールを作り３台の貨物車が１台あたり１５両の貨車を引っ張っています 一台おきにカバンを載せて走ってもらうことにしました
まるでミニ四駆大きい版になってしまいました モーターはタミヤ製１２Ｖロボコン用モーター、フルタイム四輪駆動、タイヤはＲＣカー用、タイミングベルト駆動、 集電は左右２本のレールから取っています。曲がり道がきついので車のまん中で折れるようになっています
レールからの集電をだいぶ悩みました。秋葉原の「交通博物館」この方法にすることに決めたのでした
僕が小学生の時、秋葉原のごちゃごちゃした迷路のような「ラジオデパート」が大好きでしょっちゅう探検していました
その脚で「交通博物館」にもよく行きました。ここは昔から変わらなくて大好きな場所です
製作風景をお見せします。２４時間耐久テスト中です 皆さんウエイトをしょっての走行になっております
最初の頃は２輪駆動でどうにかならないかと思ったのですが、止まってしまいました。四輪駆動のすごさを思い知りました
下の写真は集電をまん中で試していますね。失敗でした
貨車にはカバンの大きさに合わせて４種類の台を製作しました。中にはカバンをしょわなくてもよいラッキー貨車も！
日本橋の三越本店で彼らは８日間周り続けました 車が動いている部分は歩道からは隙間からしかみえないのですがみんなからカバーをしない方がおもしろいの声が多かったです 左の写真で緑色のテント３張り分のウインドーで走り回っています
しかし、約５０両の車がぐるぐる回る風景はみんなでしばらく見とれていました。結果回ってよかったです
今回はケイワークスでメカ部分を製作、このショーウインドウの企画や、木工製作はスマートの末ちゃんが行いました
デパートの設営は営業時間外で行うのですが、僕は４６時間、末ちゃんは６０時間近く寝ずに作業をしました
人間って結構寝ずに仕事が出来るのですね。だけどもうイヤです
ショーウインドウをどうするか悩んでいるお店の方、楽しいアイデアありますのでお問い合わせください