愛着のある電気スタンドの修理
自分のお気に入りのスタンドが根本で折れてしまったので直せないかというご依頼です 良くありますよね 他はなんの問題もないのにヒンジの部分が折れちゃったりする事
ご依頼主から送られた写真です 左下の矢印の部分が右下の写真のように折れてしまったのです
部品を見たところ溶接の出来ないアルミ材のようでした ここからはケイワークス歯科医院(患者鋼材限定)にならないと治せない患者さんです 以下のようにまずは補修するプレートを作る事から始めました
左下写真のようにフライス盤という機械で丸い穴を長穴に加工していきます 右下写真のようにある程度の形までカットします これから先はヤスリがけでオリジナルの形に仕上げていきます。ん〜職人さんみたいですね
折れたツメ側も加工します 作った板厚に合わせてフライス盤で本体側を削り込んで行きます。大きさは親不知らず位ですかね（ちなみに僕は４本健在です） 右下はプレートを固定する為に本体に４ミリのネジ穴を成形しています このへんは珍しく真剣に仕事したりします（たまにね）
本体にネジ止めして手作業でヤスリがけで形を整えて完成です ネジはアルミサッシ用の頭の小さいネジを使用したのでそんなにめだたないと思います
お気に入りの一品というのは誰にでもあるものだと思います それは他人がつける値段ではなく評価ではなくその人の価値観ではないかと思います 人からみれば価値を感じないものでも僕が大切に思う気持ちがあればそれは僕の宝物です でも本当に大切に思うものにはなかなか巡り会えないですね。ようやく出会えた本物は大切にしていきましょう そんな気持ちのあなたには、ケイワークスがお手伝いしますからね。大丈夫！熱意があれば何でも出来ます！